F1グランプリの住人たちへ

1987年から観戦しているF1グランプリ・・・この魅力あるスポーツをあるがままに書き綴ります。
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私は1987年からずっとF1を見続けているが、
これほど最強と呼べるマシンは過去見たことがない。
最初、このマシンを見たときになんて美しいF1マシンなんだろって、
見とれてしまいました。
1992年に製作された、ウィリアムズ FW14B ルノーである。


1/18 ウィリアムズ・ルノー FW14B

前年1991年に、レイトンハウス・マーチから移籍してきた、
エイドリアン・ニューウェイが、
ずっとウィリアムズのマシンを製作してきたパトリック・ヘッドと
共同開発し、前身のFW14を製作しました。
このマシンも非常に速かったのだが、セミオートマのトラブルで、
前半リタイヤを繰り返したことにより、
チャンピオンを逃す結果となりました。

そしてアクティブサスペンションを採用した進化版が、このFW14Bである。
レイトンハウスでも空力の天才と呼ばれた、
エイドリアン・ニューウェイだが、そのデザイン設計は、
このマシンでもたっぷりと表現されている。
現在(2011年)のレッドブルのマシンも彼の製作であるが、
その空力のバランスのよさは、今の強さを見て分かるとおりである。

ただ、エイドリアン・ニューウェイのデザインは、
ピーキー過ぎるところがあるのだ。
しかし、それをうまく受け止めてくれるアクティブサスペンションのおかげで、
このマシンは最強となったと言えるだろう。


F1GPウィリアムズミニカーコレクション

この年、ナイジェル・マンセルはシーズン10勝を挙げ、
圧倒的な独走で、初タイトルを獲得する

今見ても、このマシンに古さは感じられない。
いつまでも、忘れられないF1の名車である。
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1, 1 A.プロスト フェラーリ 641/2 フェラーリ V12 G 64 1:18'30.999  
2, 5 T.ブーツェン ウイリアムズ FW13B ルノー V10 G 64 1:19'10.091 +39.092  
3, 27 A.セナ マクラーレン MP4/5B ホンダ V10 G 64 1:19'14.087 +43.088  
4, 29 E.ベルナール ローラ 90 ランボルギーニ V12 G 64 1:19'46.301 +1'15.302  
5, 20 N.ピケ ベネトン B190 フォード V8 G 64 1:19'55.002 +1'24.003  
6, 30 鈴木 亜久里 ローラ 90 ランボルギーニ V12 G 63 1:18'43.482 1Lap  
7, 10 A.カッフィ アロウズ A11B フォード コスワースDFR-V8 G 63 1:19'01.035 1Lap  
8, 4 J.アレジ ティレル 019 フォード コスワースDFR-V8 P 63 1:19'04.028 1Lap  
9, 8 S.モデナ ブラバム BT59 ジャッド V8 P 62 1:18'31.505 2Laps  
10,25 N.ラリーニ リジェ JS33B フォード コスワースDFR-V8 G 62 1:18'59.276 2Laps  
11,21 E.ピロ ダッラーラ BMS190 フォード コスワースDFR-V8 P 62 1:19'07.057 2Laps  
12,24 P.バリッラ ミナルディ M190 フォード コスワースDFR-V8 P 1:19'30.456 2Laps  
13,26 P.アリオー リジェ JS33B フォード コスワースDFR-V8 G 61 1:18'42.572 3Laps  
14,28 G.ベルガー マクラーレン MP4/5B ホンダ V10 G 60 4Laps  
Ret 2 N.マンセル フェラーリ 641/2 フェラーリ V12 G 55 -  
Ret 16 I.カペリ レイトンハウス CG901 ジャッド V8 G 48 -  
Ret 12 M.ドネリー ロータス 102 ランボルギーニ V12 G 48 -  
Ret 11 D.ワーウィック ロータス 102 ランボルギーニ V12 G 46 -  
Ret 17 G.タルクイーニ AGS JH25 フォード コスワースDFR-V8 G 41 -  
Ret 9 M.アルボレート アロウズ A11B フォード コスワースDFR-V8 G 37 -  
Ret 6 R.パトレーゼ ウイリアムズ FW13B ルノー V10 G 26 -  
Ret 3 中嶋 悟 ティレル 019 フォード コスワースDFR-V8 P 20 -  
Ret 19 A.ナニーニ ベネトン B190 フォード V8 G 15 -  
Ret 22 A.デ・チェザリス ダッラーラ BMS190 フォード コスワースDFR-V8 P 12 -  
Ret 23 P.マルティニ ミナルディ M190 フォード コスワースDFR-V8 P 3 -  
DNS 15 M.グージェルミン レイトンハウス CG901 ジャッド V8 G - -

まず結果から言うと、このレースの優勝はプロストだったんですけど、
このレースをこの当時見ていて、このドライバーほど、
クレバーなドライバーは他にはいないだろうなって思いました。
レース自体も、非常に巧妙に考えた走りをするんですけど、
レース外の部分でも狡猾に非常にあちこちに策を巡らせておりました。
これほどまでに賢くて強いドライバーは現在に至るまでいないと思います。

あと日本人としては、鈴木亜久里がこのレースで初入賞。
私は、亜久里は中嶋さんと比べて、あまり好きではありませんでしたが、
やっぱりこの入賞は、日本人代表として嬉しかったです。
結構この時のローラ・ランボルギーニはバランスがよく、
この年の鈴鹿でお見事なシーンが見られるわけですけどね(^^)

ただ、このレースで誰よりも目立っていたのはナイジェル・マンセル。
これほどまでに、母国グランプリに燃えるドライバーは過去いないと思います。
その気分次第でドライビングが全く変わってしまう面白いドライバーでした。

ポールポジションはぶっちぎりで、こういう高速コースには、
この年のフェラーリマシンは非常に合っておりました。
ただ、スタートでセナに先に行かれますが、しっかりとオーバーテイク。
あとは独走かなって思ったんですけどね・・・
ギアにトラブルが発生して、思うようにマシンを走らせることができません。
(ただ、この原因はアグレッシブに縁石使いすぎて、マシン下部にダメージ
を与えたこととのトラブルをチーム側は発表しています)

結局はリタイアに終わるのですが、この後、チームも知らない、
衝撃的な引退表明をこの後、報道されます。
私もびっくりしましたけどね~(^^;)
ま、だけど、こういうマンちゃんの言動は後にも先には数知れずですもん。
すぐに撤回されて、来季ウィリアムズ復帰が発表されましたが・・・

まあ、ずる賢いプロストと同じチームなんが嫌になって、
やーめた!!っと発言した、暴れん坊マンちゃんでした(^^)
1 28 ゲルハルト・ベルガー フェラーリ 71 1:36'48.546
2 2 アラン・プロスト マクラーレン・ホンダ 71 + 32.637
3 36 ステファン・ヨハンソン オニクス・フォード 71 + 55.325
4 19 アレッサンドロ・ナニーニ ベネトン・フォード 71 + 1'22.369
5 23 ピエルルイジ・マルティニ ミナルディ・フォード 70 +1Lap
6 3 ジョナサン・パーマー ティレル・フォード 70 +1Lap
7 12 中嶋悟 ロータス・ジャッド 70 +1Lap
8 7 マーティン・ブランドル ブラバム・ジャッド 70 +1Lap
9 30 フィリップ・アリオー ローラ・ランボルギーニ 70 +1Lap
10 15 マウリシオ・グージェルミン マーチ・ジャッド 69 +2Laps
11 29 ミケーレ・アルボレート ローラ・ランボルギーニ 69 +2Laps
12 24 ルイス・ペレス=サラ ミナルディ・フォード 9 +2Laps
13 25 ルネ・アルヌー リジェ・フォード 69 +2Laps
14 8 ステファノ・モデナ ブラバム・ジャッド 69 +2Laps
リタイヤ 6 リカルド・パトレーゼ ウィリアムズ・ルノー 60 オーバーヒート
リタイヤ 5 ティエリー・ブーツェン ウィリアムズ・ルノー 60 オーバーヒート
リタイヤ 1 アイルトン・セナ マクラーレン・ホンダ 48 衝突
リタイヤ 9 デレック・ワーウィック アロウズ・フォード 37 アクシデント
リタイヤ 11 ネルソン・ピケ ロータス・ジャッド 33 衝突
リタイヤ 21 アレックス・カフィ ダラーラ・フォード 33 衝突
リタイヤ 20 エマニュエル・ピロ ベネトン・フォード 29 サスペンション
リタイヤ 16 イヴァン・カペリ マーチ・ジャッド 25 エンジン
リタイヤ 10 エディ・チーバー アロウズ・フォード 24 スピンオフ
リタイヤ 22 アンドレア・デ・チェザリス ダラーラ・フォード 17 電気系
リタイヤ 31 ロベルト・モレノ コローニ・フォード 11 電気系
失格 27 ナイジェル・マンセル フェラーリ 48 失格

このレース、一つの目玉はミナルディでした。
ピエルルイジ・マルティニがなんと予選で5番手を獲得。
マクラーレン、フェラーリの次にプライベートチームが来たのは驚異的。
ピレリの予選用タイヤがよかっただけかなとも思ったのですが、
決勝でも安定した走行で、タイヤよく持ちましたね。
上位がタイヤ交換に入る中、1周だけですがトップを走りました。
ミナルディという、プライベートチームがF1参戦で唯一のシーンです。

レースは序盤、マンセルが安定した速さを見せます。
マンセルってドライバーは一旦集中しだすと、セナ以上の速さを持っていますよね。
セナを抜いたのも見事ですし、特にベルガーを周回遅れが絡む中、
オーバーテイクしたシーンは圧巻でした。

しかし、マンセルはその走りも、1つのミスで全部を台無しにします。
タイヤ交換の為、ピットインしますが、ここで自身のピットを行き過ぎ、
リバースギアに入れて、戻りました。
これはルール違反なんですよ。
こういう場合はピットクルーが押して戻さなければなりません。

その後、マンセルには失格裁定が出ます。
しかし、マンセルはその黒旗を再三無視。
セナに挑みかかり、両者、1コーナーで接触。
セナをリタイヤに追い込みます。
この時、私は見ていて、あ~プロスト援護のために、
セナを撃墜したって思いましたね。
この当時、セナとマンセルの仲の悪さも有名でしたもんね。

マンセルはレース後、謝罪の上、聖書に誓って黒旗が見えなかったと釈明。
しかし5万ドルの罰金とスペインGPへの出場停止が下されました。
ま、今あんな行為すれば、1戦のみ停止では済まないでしょう。
3戦~5戦の出場は停止になるでしょうね。

ただ、今となって、冷静に見ていると、
なぜ、セナはあっさりとマンセルを前に出さなかったのかと思います。
セナにはマンセルが失格なったと分かっていたはず。
そんな失格者を相手にバトルして何の得になるのかってことです。

このリタイヤでセナのチャンピオンシップは非常に追い込まれました。
そして、例の鈴鹿に続きます。
1 ナイジェル・マンセル フェラーリ 61 1:38'58.744
2 アラン・プロスト マクラーレン・ホンダ 61 + 7.809
3 マウリシオ・グージェルミン マーチ・ジャッド 61 + 9.370
4 ジョニー・ハーバート ベネトン・コスワース 61 + 10.493
5 デレック・ワーウィック アロウズ・コスワース 61 + 17.866
6 アレッサンドロ・ナニーニ ベネトン・コスワース 61 + 18.241
7 ジョナサン・パーマー ティレル・コスワース 60 +1 Lap
8 中嶋悟 ロータス・ジャッド 60 +1 Lap
9 オリビエ・グルイヤール リジェ・コスワース 60 +1 Lap
10 ミケーレ・アルボレート ティレル・コスワース 59 +2 Laps
11 アイルトン・セナ マクラーレン・ホンダ 59 +2 Laps
12 フィリップ・アリオー ローラ・ランボルギーニ 58 +3 Laps
13 アンドレア・デ・チェザリス ダラーラ・コスワース 57 +4 Laps
14 クリスチャン・ダナー リアル-コスワース 56 +5 Laps
リタイア リカルド・パトレーゼ ウィリアムズ・ルノー 51 オルタネーター
リタイア エディ・チーバー アロウズ・コスワース 37 衝突
リタイア ベルント・シュナイダー ザクスピード・ヤマハ 36 衝突
リタイア マーティン・ブランドル ブラバム・ジャッド 27 ドライブシャフト
リタイア イヴァン・カペリ マーチ・ジャッド 22 サスペンション
リタイア ネルソン・ピケ ロータス・ジャッド 10 燃料システム
失格 ニコラ・ラリーニ オゼッラ・コスワース 10 失格
リタイア ステファノ・モデナ ブラバム・ジャッド 9 ドライブシャフト
リタイア ティエリー・ブーツェン ウィリアムズ・ルノー 3 エンジン
リタイア ピエルルイジ・マルティニ ミナルディ・コスワース 2 シャシー
リタイア ゲルハルト・ベルガー フェラーリ 0 衝突
リタイア ルイス・ペレス=サラ ミナルディ・コスワース 0 衝突

2年ぶりの放送となりました、F1 LEGENDS。
今回は1989年、1990年と、私が一番熱狂的に観ていた時代です。
中嶋悟さんの熱狂的なファンでしたもんね。
その後も日本人ドライバーは何人か参戦しましたが、
中嶋さんが一番好きです。
この開幕戦は予選21番手と出遅れながら、納豆走法で8位完走。
今のF1でしたらポイントゲットですもんね。

前年チャンピオン、ここが母国のセナですが、
スタート直後にベルガーと接触。
修復後、その後、データ取得の為に走り続けますがポイント圏外。
セナはブラジルで勝てないジンクスはこの後ずっと続きます


アイルトン・セナ 50周年記念ピンバッチ 「ヘルメット」

この年は結構、フェラーリの力が強くなりました。
優勝はマンセルだったんですけど、余裕の勝利でしたね。
前年、非力なウィリアムズ・ジャッドで、苦戦してたのが、
嘘のような快走ぶりでした。

前年のチャンピオンチーム、セナのチームメイトでもある、
マクラーレンのプロストですが、予選は5位に沈みます。
それに加えて、この決勝ではクラッチトラブルにより、
ピットストップ2回の予定を、ピットに止まって、
1速からクラッチを繋ぐことで、完全に壊れることを恐れ、
1回入ったのみで走り続けました。
この巧さこそ、さすがプロストですね。
この当時のポイント制では1位9点、2位6点と2位に入る比重は、
非常に高かったんです。
この走りが後半へと、非常に繋がる走りとなります。

あと、このプロストを大きく助けたのはホンダエンジン。
2位争いを演じたパトレーゼ、グージェルミンを抑えられたのは、
圧倒的なストレートスピードの速さの違いです。
NA元年と言われたこの年、ターボなしでもホンダ最強の時代でした。

そして、結構ハプニングの開幕戦でした。
この時代、信頼性なしでニューマシンを投入するチームも多く、
特にエンジンはよく壊れていましたね。
ウィリアムズ・ルノーなんて、両ドライバーともエンジン系トラブルです。
あと、チーバーは接触リタイア後、崩れるように倒れましたし、
マンセル、フィニッシュの直前に、観客がコースを横切りました。
また、そのマンセルも終わった直後は疲労で立てない状態になってましたし、
表彰式でも、トロフィーで指を切るハプニング。

マクラーレンの圧倒的な強さの前年1988年でしたが、
フェラーリが結構迫ってきたなと思わせてくれる開幕戦でした。
あとはレイトンハウスマーチの台頭ですね。
わくわくしながら深夜観てたのを思い出しました。
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